白山山麓「幻の滝」

Posted on by on 5月 4th, 2014 | 0 Comments »

 

雪氷の滝つぼを空撮 白山山麓「幻の滝」

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 石川県の白山山麓にあり、煙突状に盛り上がった雪氷の滝つぼに注ぎ込む「 百四丈滝 (ひゃくよじょうのたき) 」の空撮に、横浜市の写真家、 林明輝 (りん・めいき) さん(44)が3日までに成功した。冬から春の間だけ出現する世界的にも珍しい景観という。

 百四丈滝は、白山国立公園内の標高1800メートル付近に位置し、落差は約90メートル。1980年代に登山道が整備されるまでは、一般登山者の目に触れることがない「幻の滝」とされていた。毎年12月ごろから滝つぼの周囲に滝しぶきが凍結し、降雪と合わさって同心円状にせり上がり、6月上旬に崩れてなくなる。
 長年、自然風景の撮影を手掛ける林さんは4月19日、滝から約300メートル離れた雪の斜面からマルチコプターと呼ばれる小型の無線操縦ヘリコプターを飛ばし、高さ約45メートルの雪氷の滝つぼに悠然と流れ落ちる様子を動画と静止画で撮影した。
 林さんは「凍らない滝の流れと凍り付く滝つぼの絶妙なバランスの上に成り立つ貴重な滝だ。今年は壁面の崩れもなく、きれいな状態だった」と振り返った。

 撮影に同行した白山ガイドの 乾靖 (いぬい・やすし) さん(51)によると、滝の源流部に広がる湿原から供給される豊富な水量と大きな落差で厳冬期にも氷結しない上、一定の水量が同じ場所に落ち、風や日照の影響を受けにくい地形などの好条件が重なって形成されるという。「世界にも例がなく、奇跡のような自然の造形だ。一般向きの登山ルートではないので、訪れる場合は冬山装備で、経験者と一緒に行ってほしい」と話している。

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